久々のライブ参加
2016年末までバンドのレギュラーメンバーとして、月2本程度のライブでベースギターを弾いていたのですが、プライベート時間の確保が厳しくなってきて、2016年末で一端レギュラーメンバーから身を引き、2017年からフリーランスという立ち位置を選んでいます。
年齢的にいろいろと背負うモノも多くなり、バンド活動するならせいぜい数ヶ月に1回ぐらいライブに参加するぐらいがいいかなあと考えていました。もし、今年から演奏の依頼がなければ、それはそれで宅録をあれこれして楽しめる時間ができていいかもという気もしたり。
所属していたバンドに新しいベースギターが入ったという話も耳にしたりして、それはそれで良かったなあと純粋に喜んでいました。私が抜けて活動の場面が減るのは申し訳ないですもの。
閑話休題。
ゴールデンウィークにINTEGRA-7が試したくて楽器屋に行ったときのこと。12か13年ぐらい前に所属していて、自分がクビになったバンドのリーダーが、偶然にもその店でアコースティックギターを試奏してました。当時、そのクビになったバンドのキーボードと付き合っていたと記憶していましたが、今回、彼が試奏している横に立っていたのは、クビになったバンドで、当時、ライブをした際にお客さんの中に見かけたことがある女性でした。どうやらキーボード女と別れて、お客とくっついたようでした。
そのクビになったバンドは、私が去った後、少しの間活動をしていたようですが、いつの間にか消滅していたのですが、このキーボード女とお客さん女の関係で破綻したのかもしれません。色男はつらいですな。
まあ、私はクビになって、なんだかなあという思い出しかないのですが、その試奏をしているすぐ側でINTEGRA-7を試していても、私をクビにした彼は一向に気付くことなく自己満足の試奏をして、お客さん女と仲良く店を出て行きましたとさ。クビにされた私はハッキリと彼や彼女の顔を覚えているのに、クビにした彼はすっかり私を忘れているようでした。
世の中、そんなもんなんですな。
話は戻り、レギュラーメンバーからフリーランスに変わると、こういう昔のクビの心配はないですね。当たり前ですが。
どんなバンドからでもサポートに声がかかれば、そのライブに全力で臨み、終わればまた自由の身に戻り、結構気分は楽です。声がかかったサポートで気に入られればまた次のサポートの話があるかもしれないし、気に入られなければそれで縁が切れちゃう。わかりやすくて、自分には合っているかもしれません。
今日は、そんな中、久々にライブサポートの依頼をもらいました。ここのところずっと仕事に明け暮れて、宅録も頻度が減って音楽から遠ざかっていたので、こういう話をもらうと、しっかり取り組もうという気持ちが盛り上がって、いいものです。
INTEGRA-7を試す
仕事がハードでなかなかブログの更新ができておりません。5月からは少しずつ自分のペースを取り戻したいです。
さて、ちょうど1年前に宅録用のマルチ音源をあれこれと物色しておりました。結果としてIK Multimedia社のSampleTank3を導入したのですが、当時、Roland社のハード音源であるINTEGRAL-7も候補に考えていました。ソフト音源だけだとスカスカになるのではないかと考え、ハード音源もあるといいかなというのが候補に考えていた理由でした。
1年前は、INTEGRA-7は18万円弱の値段で、あまりに高価すぎて手が出ませんでした。
ところが、1年経って、値段が15万円弱に下がり、オークションで使わなくなった機材などを処分したことで少し手元に資金ができたので、またINTEGRA-7に興味が沸いてきたのでした。
このゴールデンウィークに楽器屋を訪ね、INTEGRA-7の実機を試してきました。
MIDIキーボードをつないでもらい、ヘッドフォンでモニターして6000種の内蔵音をあれこれと小一時間試させてもらいました。
で、結論。
私には不要かな。
ストリングスの音など、なかなか素敵なのですが、ドラムについても手軽にいい音でトラックが作れればと考えていたのが、INTEGRA-7内蔵のドラム関係音の種類が少なく、私が愛してやまない80年代の電子ドラムの音も入っていなくて、これに15万円は払えないというのが結論です。
お店の人にドラムの音に期待してたなんて話をすると、お店の人も、ドラムで考えるなら、BFD3とかAddictiveDrums2とかの方がリアルだし音もいいしお勧めだよなんていう始末でした。
きっとソフト音源ばかりだと、音のスカスカ感とかに気付いちゃうんだろうけど、自分の場合は、ベースギターは必ず自分で楽器を弾いて録るし、ギターもアンプシミュレーターこそソフトだけどギター自体は自分で弾いて録るから、この二つの楽器だけでもスカスカ感の軽減にはつながるだろうとは思う。
おそらく私の宅録スタイルだと、録音でスカスカ感をなるべくなくすなら、オーディオインターフェイスをUAD社のApollo Twinとかにしてみると、アナログ卓を通したようなリッチな音になるのかもしれないと思う。しかし、手元のRoland社のUA-55もそんなに悪い評価でもなく、壊れず動いているので、当面はこれでいきたいと考えている。
INTEGRA-7、ストリングスやピアノ音などは、とてもいい音源だと思うけど、値段とのバランスが私にはマッチしませんでした。時代はソフト音源時代となり、もうこの手の新製品はでないのかもしれませんね。
INTEGRA-7
Vegas Pro 13 が起動しない
動画処理に購入したソフト「Vegas Pro 13」が、エラーが出て起動しなくなって、あれこれ調べてみるとソースネクスト社のサイトに以下の対処方法を発見。
記事どおりにやってみたら解決しました。Arturiaのプラグインの読み込みでエラーが出ていたのが回避できるようになりました。どうもArturiaのプラグインは重いなあ。
Q 起動時の画面が出たまま動かない 【Vegas Pro 13.0】
A プラグインを読み込まないことで回避できる可能性があります
1. デスクトップ上のショートカットアイコンを右クリックし、プロパティを選択します
※デスクトップにショートカットが無い場合
Windows7:
スタート-「すべてのプログラム」-「Sony」-「Vegas Pro 13.0」-「Vegas Pro 13.0」
Windows8/8.1:
Windowsマークをクリック-「アプリ」から「Vegas Pro 13.0」を右クリック-ファイルの場所を開く-表示されている「Vegas Pro 13.0」を右クリック-[プロパティ]を選択
Windows10:
Windowsマークをクリック-[すべてのアプリ]-「Vegas Pro 13.0」を右クリック-ファイルの場所を開く-表示されている「Vegas Pro 13.0」を右クリック-[プロパティ]を選択
2. プロパティ画面が表示されるので、[ショートカット]タブをクリックします
3. 「リンク先」に記載されている記載の後ろに、以下の文字を入力します
/NOVSTGROVEL
(※上記で修正されない場合は「-NOVSTGROVEL」)
【例】※半角スペースも入れます
"C:\Program Files (x86)\Sony\VEGASPRO\vegas130.exe" /NOVSTGROVEL
"C:\Program Files (x86)\Sony\VEGASPRO\vegas130.exe" -NOVSTGROVEL
4. [適用]→[OK]を選択をクリックします
宅録「Progress」録音終了
ここのところ、宅録遊びはkokuaの「Progress」をやってます。
ベースはサラッと録音できたのが、ギターはなかなか手こずりました。難しかった。かなりパンチインをやりました。
で、やっとギターのダビングも終わり、今日からステレオミックスしてるのですが、ギターが3パート重なるところがあったりして、適当にソフトのアンプシュミレーターで好きな音を作って重ねてみると、音が団子になって全然きれいに聞き取れません。そもそも自分はギタリストではないので、アンプの設定とかエフェクターの設定とかがなんちゃってになって、参ったなあという感じです。
今まで宅録で遊んでた曲というと、せいぜいカッティングとミュートしたパワーコードを重ねるぐらいの曲ばかりだったので、今回のクランチ気味な似たような音が3パートあって、それをきれいに聞こうとすると非常に難しい。
今日はIK MultimediaのAmplitube4を3パートに使ってあれこれやってみたのですが、WAVESのGTRも持っているので、使うソフトをパートによって分けることを来週はやってみようと思っています。
またやってみた感想をブログに記録します。
人事異動でバタバタと
会社の人事異動で、4月から職場が変わることから、3月下旬にあった内示からバタバタとするようになり、少しブログもお休みしてました。
最近の状況ですが、3月中旬からKokukaの「Progress」の宅録コピーを始めました。
ヤマハのMIDIを購入して、ドラム、ピアノ、ストリングスはMIDIデータを一部自分好みに修正してからWAVに変換して使い、ベースとギターは自分で弾いて録音しようと考えています。
1年程前に雑誌の「SOUND DESIGNER」にこの曲のバンドスコアが掲載されていて、ベースとギターはこのスコアを頼りにしています。
ベースギターは、一応メイン楽器なので3時間ほどで録り終わり、ギターに取りかかっているのですが、この曲のギターは3パートぐらい重なっていて、なかなか手強いです。ヤマハのMIDIでは、ギターはほとんど入っていないのですが、雑誌のバンドスコアはかなり細かく本物のを音を拾ってくれていて、嬉しいような悲しいような。
でも、楽しく弾いて遊んでいます。ギターはへなちょこなので、あまりに難しいところは1小節ずつ細切れに録ったりして、宅録ならではの攻略を試みてます。
ベースギターの弦高の再調整
Sadowsky Metroline UV60-4について、弾くとビビるので、先日、弦高を少し高くしてみたわけですが、もともとビビっていたのは、1から3フレットぐらいでした。ハイフレットではビビらず、ローフレットでビビっていたのですが、こういう症状は、ネックが逆反りだとよく起こるという情報を得ました。
なるべくなら弦高は低い方が弾きやすいので、所有している楽器メンテナンスの本やネットの記事などを参考にしながら、弦高とネックの調整を再度やってみました。
先日調整して、4弦の1フレットを押さえた際の12フレットの弦高が2.5mmぐらいになっていたのを、まず2mm強まで下げます。軽く弾いてみるとビビりませんが、少し強めに弾くとビビります。1フレットと最終フレットを押さえて12フレット部分を見ると隙間がほとんどありません。9フレット部分も隙間がなく、ちょっと逆反っているのかもしれません。
ロッドを反時計回りに30度程回して順反り気味にして弾いてみると、ビビりが軽減しました。弦高もほぼ2mmになり、9フレット付近も0.5mm程隙間ができていい感じになりました。
同様に3弦、2弦、1弦も弦高を低くして、しばらくこの状態で使ってみるつもりです。
IK Multimedia SampleTank 3 を導入
ドラムのソフト音源はEZ Drummer、Battery、BFD、Addictive Drumといろいろと購入してきたのですが、マルチ音源はDAW付属のものばかり使っていました。ストリングスやブラスが使えそうなマルチ音源が欲しくなり、2016年2月頃にあれこれ検討して、購入した時の考え方を整理してみました。
当時、検討したのは、次の3ソフト。
良いところとダメなところは、私にとってどうかという評価です。
(1)Halion5(Abusolute2)
【良いところ】
・パーカッションで利用できるGrooveAgentが入っている
・ピアノ音源がいいらしい
【ダメなところ】
・e-Licenser Keyが必要なこと
・シェアを見る限りユーザーからあまり支持されていないこと
・Cubaseユーザーならいいかもというネット記事をみつけた(つまりCubaseユーザー以外はあまりメリットがない?)
・ストリング、ブラスもそれほど高評価を得られていない
・AAXに対応していない
・追加の拡張音源が少ない
(2)KOMPLETE10
【良いところ】
・いろいろなソフトが入って定番である
・コスパが優れている
・パーカッションで利用できるBattery4が入っている
・追加の拡張音源が豊富
【ダメなところ】
・ストリングとブラスは、Absolute2の方が優れている
・StudioDrummerを既に持っている
(3)Sampletank3
【良いところ】
・SEグレードを過去に使って音色は好みであることを体験済み
・10年振りのバージョンアップリリースが2014.7と最近
・ストリングとブラスの音が好み
・他のも2ソフトより4万円台で安い
Halion5(Abusolute2) 価格56千円
KOMPLETE10 価格57千円
【ダメなところ】
・ネット上で記事が少なく、あまり使われている印象がない
3候補の内、結局、私は、楽器店でパッケージ版のSampletank3を購入しました。新しい音源に特に求めていた音色が、ストリングスとブラスで、サンプルを聴いた限りでは、これが一番の好みの音だったためです。43,200円で購入したのですが、直営ネットからダウンロードすれば、35,000円程で入手できていました。調査不足による失敗で反省です。
実際にインストールして使ってみた印象は、音質も悪くないし、他の楽器との混ざり具合も悪くない感じです。購入して良かったかなと思いますが、これをダウンロード版で安く買っていたら尚良かったのにと悔やまれます。
宅録機材の導入は、ポチる前にひと呼吸が必要です。