いしがめハウス

主にベースギターや宅録に関する話題と日々の雑記

ProTools12.8にバージョンアップ

 SONARからSTUDIO ONEに移り、現在はProToolsをメインで使っていますが、ProToolsはライセンスが複雑になって落ち着くまではとバージョン11を使い続け、バージョンアップを見送っていました。しかし、SONARやSTUDIO ONEとの大きな違いが、再生時にはインプットのトラックは、つないだ楽器の音がモニターできないというところ。録音しないとつないだ楽器のモニターができないのです。これは自分にとってはかなり不便で、リハーサルが気持ちよくできない。

 

 いろいろと調べていると、ProToolsはバージョン12.3か4でこの再生時にモニターができるインプットモニターの機能が入ったそうで、よし、この際バージョンアップだ!とやってみました。

 

 インプットモニター機能欲しさにバージョンアップしたのですが、結果的には、マルチ出力のドラム音源などを音声ファイル化するのに、ProTools11では、一端トラックを書き出して、またインポートしてといった作業をコツコツやっていましたが、これを自動でやってくれるコミットという機能が、すごく便利。このコミットとトラックのフリーズ機能だけでもバージョンアップした甲斐はあったなあという印象です。

 

 インプットモニター機能はというと、オーディオインターフェイスを少しいい物に変えたところ、その製品のミキサーソフトが素晴らしく、ProToo;sでインプットモニターするよりもダイレクトモニターでレイテンシーなしで聞く方がはるかにモニターしやすく、これはなくても私は困らなかったなあという結論でした。

 

 ProTools11オーナーの方は、コミットとフリーズ機能に魅力を感じるようなら、バージョンアップしても後悔はないと思います。