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いしがめハウス

主にベースギターや宅録に関する話題と日々の雑記

DAWの使用履歴と整理

 まだMDもないカセットテープが主流の時代に生きた私は、最初の宅録というとラジカセにドラムを録音し、それを再生しながら別のラジカセでベースやギターを録音して、というようなことをやっていました。その後、カセットテープを使う4チャンネルのMTRという機材を知り、これで5、6年は遊んだと思います。このカセットMTRを使った音楽制作では、まずガイドとなるリズム楽器から録音し、それを再生しながら他の楽器を重ねていくというのが一般的だったろうと思います。最初はドラムを叩いてそれをガイドにしていましたが、なかなか生ドラムを録音するのは音量が周辺への迷惑になることからいつでもという訳にもいかず、ある時リズムマシンを購入することにしました。
 ネットなどない時代ですから容易に調べることもできず、店頭で詳しそうな店員に勧められるがまま、ローランドDR-5というのを購入しました。この機材はリズムマシンといいながら音源を内蔵していたので、ドラムに限らずベースやギター、キーボードの音も打ち込め、この機材の操作でMIDI打ち込みを覚えたような気がします。
 そして、2002年頃、ようやくパソコンで音楽制作をしようと考えるようになり、最初に購入したのがローランドのHome Studio 2002というソフトでした。説明書もわかりやすく、自分に相性のよいこのソフトに出会えたのはラッキーでした。
 数曲このソフトで多重録音をして遊び、その後、ちょうどSONAR3が登場した頃、型落ちのSONAR1をオークションで購入して使っていたのですが、2007年頃、SONAR6が出たタイミングでCubaseProtoolsSONARとどのソフトをメインに使っていこうかと考えたことがありました。
 結果としてSONAR6を導入したのですが、当時の判断としては、Cubaseは他より値段が高かったこと、Protoolsは当時の手持ちのオーディオインターフェィス(以下「IF」。)では動作しないこと、SONARの操作に慣れていることなどからSONARにしたものです。
 その後、Protools9が出た時に、ハードウエアがASIOで動作することになったというので、購入したのですが、私のWindowsパソコンと相性が悪かったのか、頻繁にフリーズして、録音作業が一向に進まず、数日でお蔵入りになりました。2011年秋のSONAR X2まではリリース毎にバージョンアップをしていったのですが、X3になるタイミングでローランドからタスカムに会社が変わってしまい、バージョンアップを見送りました。
 Plutinumになってもバージョンアップを見送っていたのですが、X2が頻繁にフリーズするようになり、お蔵入りのProtools9をProtools11にバージョンアップして、Protoolsをメインに使おうと考えたところ、実際に使ってみるとSONARでは問題なく動くソフトシンセやエフェクトが、Protoolsは数個立ち上げるだけで処理能力オーバーとなって止まってしまい、これまた作業が進まず、結局SONAR Plutinumへバージョンアップしたのでした。
 2016年はSONAR Plutinumを中心に使ってきたのですが、11月末のブラックフライデーでStudio One3が安くなっており、これを購入して現在は、Studio One3がメインになっています。
 ところで、最近Cubase8.5を触る機会があったのですが、Studio One3に比べると操作が煩雑に感じられます。Studio One3は後発のソフトのため、操作がよく考えられています。起動時間も早いし、ネットなどでもサクサク動いて軽快だという記事を目にしますが、私もそう感じます。
 以上、いろいろと使ってみた感想を整理すると、
 ProtoolsはCPUにかなりの負荷がかかる印象で、プラグインをあれこれ立ち上げてリアルタイムで処理させるのは厳しいソフトだと思います。
 Cubaseは起動時間も遅いし、操作も全体的に煩雑で、Studio Oneなら1クリックで済むことが2、3クリック求められるような印象です。
 SONARは、ProtoolsCubaseに比べると、昔から使ってきて慣れているというのがあるのですが、Studio Oneに比べるとCubaseと同様に操作が煩雑な印象です。また、画面表示がStudio Oneに比べて大きめで、表示される情報が少なく、Studio Oneに慣れると窮屈な印象です。
 11月末にStudio Oneを導入し、2ヶ月ほど触ってみた結果、私にはStudio Oneが一番相性がいい感じです。Studio OneはMIDI入力がピアノロールしかないのも、慣れてしまえば、スコア入力に比べ、音符の長さを切り替えたり、思うような位置に入力できないストレスもなく、スイスイ入力できて問題ありません。
 Notion6のバンドル版を購入したので、これのスコア入力をStudio Oneで活用する使い方も実験してみたのですが、完全にソフトが一体化しているわけではないので、Studio OneにMIDIキーボードなどからリアルタイムで入力し、後から調整する方が速いです。
 2017年はStudio One中心でいろいろと作って行きたいと考えています。