いしがめハウス

主にベースギターや宅録に関する話題と日々の雑記

宅録遊びの紹介

 私が時々やる宅録遊びに、市販のサイトで売られているMIDIファイルを買い、ドラムやシンセのトラックを質の良いソフト音源でWAV化し、ベースやギターのパートは自分が弾いて録音してからステレオミックスを作り、携帯音楽プレイヤーに入れてBGMとして聞くというのがあります。

 バンドスコアが手元にあり、ドラムやシンセパートを初めからMIDI入力してカラオケを作っていく方法も、もちろんあるのですが、チマチマとMIDI入力するのは結構時間がかかるので、それよりは市販データがあれば買って、ベースやギターを弾く時間をいっぱい取りたい訳です。作りたい曲の市販データがない時は、初めから作ることもありますが、過去にはドラムとシンセ入力だけで週末の自由時間が終わってしまったということもあり、なるべく避けたいところではあります。

 昨年、ちょっと作ってみようかなと思って手を付け、途中やめになっているのが、KokukaのProgress。市販MIDIデータがあったので、購入し、ドラムとピアノをWAVにするところまでは順調にいきました。が、ストリングのパートでつまづきました。ストリングスパートはピッチ情報以外にピッチを変化させる命令がいろいろと入っており、手持ちのソフトシンセでは、妙な違和感があって市販データのストリングスを綺麗に再生できる音源がありませんでした。

 私のなんちゃってMIDI知識だとデータを手持ちの音源に合わせて修正するのもなかなか厳しい状態なので、これを機に、程度のいいマルチ音源の導入を考えてみようかと考えるうちに作業を中断して、そのままになっています。春も近づいてくるし、そろそろ再開しようかと思案中です。

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ベースギターの弦高調整をやってみる

 あまり気にせず、かれこれ10年ぐらい弦高を変えていなかったSadowsky Tokyo RJ4の弦高を調整してみました。4弦12フレット上で3mm近くあり、高いようなので、ビビらない程度に下げてみました。

 調整は、(1)六角レンチでネジを90度緩める(弦高が下がります)、(2)チューニングを合わせる、(3)弾いてビビる状態を確認、と(1)から(3)を繰り返しやっていきました。(1)が何故90度かというと、コマの左右どれだけ回したか自分自身が記憶しやすいからです。4弦ができたら3弦、2弦、1弦とすべてをやり、下げすぎてビビったら(1)でネジを90度戻して弦高を上げます。

 弦高が固まったら、次に12フレットのハーモニクスと実音を合わせるオクターブ調整をやりました。

 オクターブ調整をすると弦高が動いてしまい、またビビる弦が出てくるので(1)から(3)をやり直し、オクターブ調整をしてと・・・やっていくと、素人ですから想像以上に時間がかかりました。弦高は4弦だと2.5mmぐらいで落ち着きました。

 ついでにSadowsky UV60-4の弦高も調整しました。

 Sadowsky UV60-4は、少し強く弾くと弦がフレットに当たってビビることから、これを改善しようと、弦高を上げる調整をしました。

 現状は、4弦の1フレットを押さえた時の12フレット上が2mm。RJ4と同様の手順で、サドルのネジを1.5mm6角レンチで上下させていきました。いい感じになって測ってみると4弦12フレット上で2.5mmぐらいで、初期状態より0.5mm高くなりましたが、大きくビビることが解消されて、私にはこっちのセッティングの方がストレスがないです。

 2本のベースギターの調整をしてみると、結果的にとどちらも同じ弦高になり、結局のところ、弦高はそれこそプレイヤーの好みでしょうから、工場出荷時が何ミリでとか気にせず、自分の弾きやすさ、好きな音の感じなんかで自由に決めればいいわけだなと実感しました。

Sadowsky Metroline UV60-4はネックが弾きやすい

 私が購入したFender 64 Jazz Bass NOSのネックの状態がイマイチであること、宅録で使うにはパッシブ特有のノイズがなかなか酷いことから、徐々にある程度の品質が保たれているであろう国産メーカーのアクティブベースを検討するようになってきました。このNOSベースは、かつてネックトラブルでアメリカへ修理に送り、戻るまで半年以上かかった経験があり、外国製のものに少し抵抗感が生まれていました。

 木材はアメリカ製の方が乾いた木で良いという話もよく耳にしますが、どうなんでしょう。国産だってそこそこいいと私は思うのです。何より楽器全体としてみた場合の品質がある程度落ち着いていることが、国産メーカーには期待できるような気がして、人生最後の楽器を買うことがあるならば、国産にしたいと考えていたのです。

 国産メーカーで気になっていたのは、アトリエZというブランド。M#245とか有名で、知り合いも使っていたりして、イメージは良かったのです。ただ、M#245は試奏をしたことがあって、中域音が細い印象で、自分の好みの音ではありませんでした。このメーカーのホームページを見るとDALというモデルがあり、これは中域がふくよかである説明があり、値段も30万円未満で、予算内でいけそうでした。最初に目をつけたのはこのDALというベースだったのですが、残念ながら、楽器店で見ることがなく、試奏ができなかったので、どうしても踏み込めませんでした。メーカーのホームページを見る限り生産終了ではないのでしょうが、楽器店でM#245はよく見かけるのに、DALは全く見かけず、試せなかったことから相棒候補から脱落しました。

 私が最初に購入したベースギターのSadowsky Tokyo RJ4は、10年以上経ってもネックのトラブルがなく、アクティブなので宅録時にノイズも出ないし、自分にはとてもしっくりくる楽器でした。DALが試せないので候補から落ち、RJ4がトラブル知らずで自分に相性が良い楽器だったことから、次の候補は、Sadowskyの国産モデルはどうかと考えるようになりました。調べてみるとSadowsky Tokyoはなくなり、MetrolineというシリーズがSadowsky Tokyo終了後の国産モデルらしいことがわかりました。

 私は、一回り小さいボディの楽器より、フルサイズの楽器が欲しいと思っていたので、Metrolineシリーズの中では、UV70というモデルがその希望を満たしていました。しかし、このモデルは、ピックアップの位置は70年代ジャズベースの位置を踏まえているらしく、これは既に私が使っているRJ4と同じような位置になります。

 SadowskyのMetrolineの中に、ボディはフルサイズでアルダー、ピックアップ位置は60年代、ローズウッド指板のモデルがないかと探すと、UV60という限定モデルが希望にピッタリでした。しかし、限定モデルのため、ネットで検索しても新品がほとんどみつかりません。ところが、ちょうどUV60の限定版を探していると、自分と同じような楽器の好みを持っている人もいるようで、限定モデルだったUV60が、2016年夏からレギュラーモデルになったという情報をみつけました。そして程なく在庫のある楽器店も見つかり、これは是非とも実物を試してみたいと考えるようになり、しばらくしてから複数の楽器店で試奏させてもらいました。

 実際に試奏してみるとアルダーボディ、ローズウッド指板、ピックアップは60年代ロケーションで、アクティブで、国産、という希望を満たしていたUV60-4は、ネックの感じといい、音の感じといい、自分が探していたものすべてを持っている楽器で、相棒の最有力候補になりました。

 似たようなモデルでMetrolineにはRV4というのもあり、試奏してみたのですが、音の感じはUV60-4の方が、既に持っているフェンダーNOSにより近い感じがしました。あれこれ考えた末、おそらく人生最後の相棒となるベースギターは、Sadowsky MetrolineのUV60-4に決定しました。

 楽器店の店頭にUV60-4の実物在庫も複数あったのですが、自分の好きな色がなかったことから、結局、受注生産品を注文し、約4ヶ月後に納品されました。

 まだ到着して日は浅いのですが、ネックが自分好みですごく弾きやすい。出荷時は少し弦高が低めに調整されているようで、強く弾くとビビるので、少し弦高を上げて様子をみようかと思っています。

Fender 64 Jazz Bass NOSはネックの反りがひどかった

 Sadowsky Tokyo RJ4のネックは安定していて、購入してもうすぐ20年になりますが、ロッドを回す必要もなく使えています。

 Fender 64 Jazz Bass NOSは購入後、ネックが激しく順反りして原宿のリペアショップに持ち込んでで見てもらったところ、トラスロッドが利かなくて不良品のようだから保証期間内だし代理店の山野楽器へ持って行ってみたらとアドバイスをもらいました。すぐその足で銀座の山野楽器へ持ち込み、入院させました。アメリカのフェンダーに送って対応するということで、5月はじめに預けて返ってきたのは何と半年以上経った12月末でした。

 時間がかかった分、返ってきてからはネックの状態も良く、ご機嫌で使っていたのですが、退院後5年経った頃からハイポジションの反りが生じて少し弾きにくくなってきました。ロッドを回しても改善しないビビりなどの出音の不良には弦高を高めにして対応しているような状況です。

 ベースマガジンなどを読むと、プロの方はフェンダーのビンテージベースを使っている方が多いように思います。ネックは安定していてロッドを回すこともないなんて記事も目にしますし、いい個体に当たるときっとネックの状態もすこぶる良く、甘くていい音がするんだろうなあと想像します。うちのNOSはちょっとハズレだったのかもしれません。ノイズが出ちゃうのはパッシブタイプでは避けられないとして、出音自体は申し分ないので、ネックの状態があまり良くないことが残念です。

 最初にリペアショップに持ち込んだ時、店員さんから以前にもNOSが持ち込まれて同じようにネックが激しく順ぞりしていたという話を聞きました。ひょっとしたらこのモデルの多くで同様の症状が発生しているのかもしれないと思い、ネットで検索してみるとカスタムショップ製のネックが酷いなんて記事もあったりして、そもそもフェンダーのベース自体がそういうものなのかなと思うようになり、だんだんとフェンダー以外のメーカーでNOSのような出音がして、ネックが安心できてノイズが少ないベースギターがないかと考えるようになっていきました。

 FenderにしてもSadowskyにしてもアメリカ製の楽器は高額で手がでませんが、国産メーカーならギリギリ手がでるモデルもあるので、アルダーボディ、メイプルネック、ローズウッド指板のジャズベースで日本国産のものということでちょっと探してみることにしました。(続く)

Studio One3のソングファイルが開けないの再び

 映像用のBGM作りをまだやっております。映像の長さが変わって一部分をコピーしたりしながら長さを延長するなどしています。そして、またまたStudio One3のご機嫌が悪くなり、ソングファイルが開けなくなりました。先日、オーディオデバイスが悪さをしているようだと結論づけ、デバイス設定を一端変えてまた戻すことで直ると踏んでいました。ところが、今回それをしても直らず、フリーズしたらパソコンを再起動させ、また挑戦してフリーズしたら再起動してと1時間ほど格闘しました。

 少し話が逸れますが、その後、Studio OneがフリーズしたらWindows10のタスクマネージャーで終了させ、再度起動させようとすると「studio oneのインスタンスはすでに動作しています」というメッセージが出て起動できない。なのでパソコン自体を再起動させていたのですが、ネットで調べているとタスクマネージャーのアプリケーションタブの他に詳細タブがあるので、その詳細タブでStudio One関係を終了させると再起動しなくてもよいという記事をみつけました。次回はこれをやってみます。

 話は戻り、結局昨夜の復旧手順は次のような感じでした。

 パソコンを再起動させ、Studio Oneを起動させる。
 次に「新規ソング作成」をして、インストゥルメントトラックを作ります。BFD3の読み込みで失敗しているような気がしないでもないので、BFD3を差し込みました。BFD3の音を出してみます。
 そして、次に保存している開けなくなったソングファイルを開いてみると・・・開けました。
 ソングファイルが開けない場合は、新規ソング作成をして、何らかのソフト音源を発音させてから、問題のファイルを開くと解消するのではないかと考えています。開けない原因はほぼ間違いなくオーディオインターフェイスだろうと思うのですが、このオーディオインターフェイスとStudio Oneとの接続に問題が生じた場合は、その接続をリセットすれば解決すると今のところ踏んでいます。もっと他の解決方法がわかれば、また報告します。

Fender 64 Jazz Bass NOSのノイズについて

 Sadowsky Tokyo RJ4はアクティブタイプのベースギターでハイファイな出音に対して、ローファイな出音を求めて入手したパッシブタイプのベースギターがFender 64 Jazz Bass NOSです。名前のとおり1964年のジャズベースを再現したモデルで、アルダーボディ、メイプルネックのローズウッド指板という仕様です。

 我が家の宅録では、楽器をDIにつなぎ、DIからオーディオインターフェイスへつないでドライな音を録音しています。録音後、ソフトのアンプシミュレーターをセンドにしてドライ音とアンプ音をミックスするという音作りをしていますが、アンプシミュレータを通すとパッシブのNOSはかなりノイズが目立ちます。

 何か解決策がないかとあれこれ試してみました。

 まず、ノイズの原因を特定すると、使っているノートパソコンの電源というのにたどり着きました。通常はACアダプタに繋いで録音しているのが、たまたまプラグが外れてノートパソコンの内蔵充電池で動いていた時に録音すると、ノイズの乗らない録音ができました。もしやとACアダプタをつないで録音するとやはりノイズが乗ってしまいました。何だ、ノイズの原因はACアダプタなのか!と判明したわけです。

 ネットでフェライト磁石をACアダプタのコードに取り付けると電源からのノイズが減るという記事を見つけて試してみたのですが、これは全然効果がありませんでした。

 次にベースギターのピックアップ自体を銅箔で包むという改造がいいという情報を得て、材料を買い集めてやってみました。確かにノイズが少し軽減されたような気はするものの、解決には程遠い結果でした。

 次に、外付けのプリアンプを導入して、オーディオインターフェイスへの信号を大きくしてみるといいのではと考えてみたものの、そもそもベースギターから出る信号に既にノイズが乗っているのだから、結局外付けプリアンプはノイズを増幅させるだけだなと思いとどまりました。

 あれこれノイズ対策を考えて実験してきましたが、結局パッシブベースとはこんなものだと割り切って使うのが私には正解のようです。
 我が家の環境だと究極は録音の時だけパソコンからACアダプタを外してバッテリー駆動させればいいだけの話です。面倒だけど。

Studio One3 ソングファイルが開けない

 ちょっとした映像にBGMを付ける必要が生じ、せっかくだからとStudio One3を使って1曲作ってみようと取り組んでみました。ドラムとキーボードはMIDI入力して、ベースとギターは自分が弾くことに。

 まず、ざっくりとした曲の構成を作ることにして、Studio Oneの中に立ち上げたToontrack社のソフト音源EZ Keyのコード機能で進行を大まかに作り、Studio OneのシンセトラックにMIDIで貼り付けました。こうすることで曲の構成が大まかにわかるようになり、ドラムを入力したりマーカーを入れたりするのが容易になります。Cubaseだとコードトラックなんてはじめか搭載されている機能で、EZ Keyよりももっと柔軟に同じことができるんでしょうが、EZ Keyのコード機能だけでもなかなか便利です。

 ドラムのMIDI入力をして、ピアノやキーボードなどの鍵盤楽器を入力した後、ベース、ギターの順番で録音していきました。土曜日の午後からはこれらの作業を始め、ギターの録音は日付が変わる頃に差し掛かり、キリのよいところで中断して就寝。

 翌日曜日、朝食を食べて、いざ昨夜の続きの録音をとStudio Oneを立ち上げ、保存したソングファイルを開こうとうすると・・・・何とフリーズします。気を取り直してパソコンを再起動し、もう一度挑戦しますが・・・またフリーズ。この再起動、ソングファイルを開く、フリーズというのを4、5回繰り返し、一向に開けないので昨日の作業結果をすべて失ってしまうのかと呆然とするわけですが、8時間の作業を簡単に諦める訳にはいきません。

 まずはネットで似たようなことで困って解決している人がいないか検索。しかし、これといった記事に当たりませんでした。
 諦めきれず、あれこれとやって、私なりの解決方法を見つけたので、記録しておきます。

 最初に疑ったのが、ドラム音源のBFD3。

 音色データがあまりに大きいので、外付けハードディスクに置いて運用していますが、この外付けが何かに影響して上手く読み込めず、フリーズしているのでないかと疑ったのです。しかし、新規ソングを作り、BFD3でシンセトラックを作ると問題なく動作するので、どうやら犯人ではないようでした。

 ああでもないこうでもないとそうこうしているとStudio Oneがオーディオインターフェイスが無効になったから再接続するかと聞いてくるエラーが出て、急に音がでなくなりました。

 このエラー発生がヒントになり、ソングファイルが開けない原因は、オーディオインターフェイスとStudio Oneとの関係ではないかと疑えるようになりました。

 まずWindows10でオーディオインターフェイスが動作しているか確認するとちゃんと認識していました。次にStudio Oneを起動すると、先と同じくハードウェア無効のエラーが出て再接続するか聞いてきます。再接続しようと試みますが、Studio Oneは受け付けずにエラーを返してきます。

 Studio Oneは起動させたままで、何でもいいのでスタンドアロンのソフト音源を起動させ、音を出すよう試みたところ、Windows10は認識しているので、何の問題もなく音が鳴ります。この試したスタンドアロンのソフト音源を終了させ、再度Studio Oneに戻り、オーディオインターフェイスへの再接続を試みると、何と!今度はエラーが出ずに接続が完了しました。

 ひょっとして今度はソングファイルが開けるのではと試みると・・・今度はエラーなくスムーズに開くことができました。このソングファイルが開けずあれこれと2時間作業が止まってロスしてしまいましたが、前日の8時間が無駄にならなくて良かったです。

 最後に、今回のトラブルに対する解決方法と考え方なのですが、これからはStudio Oneでソングファイルが何度やっても開けなかった時は、オーディオインターフェイスをまずは疑い、Studio One側がうまく制御できていない(つまり接続がうまくいっていない)状態になっていると考えてみようと思います。接続がうまくいっていないのに、Studio One自身は自分が制御していると勘違いをしたままなので、いざソングファイルを開こうとしても処理を最後まで進められずにフリーズしていたと推察されます。

 これを解決するためには、Studio Oneからオーディオインターフェイスの接続を一度切り離してやり、接続をリセットしてやればいいので、今回の私の場合はたまたまスタンドアロンのソフトシンセを立ち上げて音を出すことで偶然引き離せたのではないかと想像されます。

 私と同じようにソングファイルが開けなくなったというトラブルは、まずオーディオインターフェイスを疑い、私と同じようにスタンドアロンのソフト音源を立ち上げて音を出してみるのもいいですし、Studio Oneのオーディオデバイス設定画面で問題のあるデバイスから別のデバイスに一度切り替え、またもとのデバイスに戻してみるというのでもいいのではないかと思います。

 このトラブルで2時間ロスはしましたが、頑張ってベースとギターを弾いた前日の8時間が無駄にならなくて良かったです。