いしがめハウス

主にベースギターや宅録に関する話題と日々の雑記

ベースギターの工場出荷時の弦高

 私の愛用ベースは、Sadowsky Tokyo とSadowsky Metrolineのジャズベース、Fenderジャズベースとどれもがジャズベースです。

 最初にSadowsky Tokyo ジャズベースを購入し、その後、Fender ジャズベース、Sadowsky Metroline ジャズベースと追加してきました。

 数年前から野外で演奏する機会が増え、真夏日や雨天時の演奏もあったりして、さすがに20万円を超えるベースギターを持ち出すのがツラくて、Steinberger XT-2というのも入手はしたのですが、これはどうしても悪天候の中、演奏しなければいけない場合の緊急避難用で、普段に家で弾くことはないので、愛用という整理はしていません。

 ところで、ベースギターの弦高がふと気になったので、工場出荷時の弦高はどのくらいの設定なのか調べてみました。

 まず、Sadowskyの方は、工場出荷時というのは見つからなかったのですが、いろいろとググってみて、こんな記事を見つけたのでこれが自分の参考になりそうです。

 石橋楽器新宿店が、Sadowsky代理店の菊池さんにSadowskyベースギターを調整をしてもらったレポート記事なのですが、これによると、

「Sadowskyのベースギターは、1フレットを押さえた時に12フレット上の弦高は
1弦の上が1.6mm、4弦の上が2.0mm」

を目安にしているようです。

 購入後特に弦高を触っていない手元のSadowskyのベースをどうだろうと計ってみると、確かに4弦上は2.0mmになってました。1弦の上は、1.0mm強だったのでちょっと1.6mmよりは低いのかなという印象ですが、特にバズもないのでこれはこれでいいかと思いました。

 

 次にFender ジャズベースなのですが、これは以前にネットからダウンロードしたFenderのオーナーズマニュアルPDFを持っていたので、それを見ると、

最高弦と最低弦の両方において6/64インチ (約2.4mm) 。各弦の底面と17フレットの上面との間隔を計っているようです。

 Sadowskyの方は12フレット上、Fenderの方は17フレット上と、メーカーによって測定場所も違っているのがなかなか興味深い結果でした。

 

2017.2.10追記

 上記の「こんな記事をみつけた」の記事にリンクを付けていたのですが、ページが削除されたようで見えなくなってしまいました。記事内のリンクを削除して、下に参考になるページのリンクを新たに貼りました。

 Roger Sadowsky のセッティング記事を見つけたので追加します。

http://www.ikebe-gakki.com/web-ikebe/sadowsky-nyc_factory-tour-2016/index3.html

 

Studio One3でのMIDIデータの複製

 Studio One3の解説本を眺めていたらまた発見。

 MIDIを入力してコピーするのに範囲を指定してCtrl+Cをしてから、貼り付けたい場所を指定してCtrl+Vで複製するか、マウスを使うならAltを押しながらドラッグしてコピーしていました。

 Studio One3では、Dキーを押すだけですぐ右隣にコピーされることを発見して、
これがドラムトラックなどではとても便利です。

 マウスと使うコピーはSONARでも同様のことができ、SONARの場合はCtrlを押しな
がらドラッグします。

 Studio One3でもCtrlを押しながらコピーすることができるのですが、SONARと違うのが、Ctrlを押しながらのコピーはリンクされたコピーとなり、コピー元でもコピーでもどちらか一方のMIDIデータを修正すると、もう片方のMIDIデータも同時に修正されるという動作をするので、私のようにStudio One3もSONARも両方使うユーザーは注意が必要です。

スタイルノート社「Studio One 3ガイドブック」

 Studio One3を使うようになって、SONARの操作感覚で何となくは使えているもの
の、やはり時々戸惑うこともあって、解説本を買うことにしました。

 ネットで検索すると数冊がヒットするのですが、書店で実際に中身を確認した結果、私はスタイルノート社の「Studio One 3ガイドブック」というのを購入しました。

 リットーミュージック社の「Studio One 3.3徹底操作ガイド」も候補だったのですが、少し字が小さくて情報量が多いので、パッと見て理解するのはスタイルノート社の方がいいかなという判断です。

 ソフトのバージョンが3.2になってその差分情報はサイトからPDFでダウンロードできますし、著者のブログもあってソフトの情報を得るのに重宝しています。


差分情報ファイル
http://www.stylenote.co.jp/books/isbn978-4-7998-0147-5.html

著者のブログ
http://s1guidebook.blogspot.jp/

Studio One3 操作メモ(同じノートの一括選択)

 cakewalk SONARを長い間メインに使用してきました。

 MIDIのピアノロールに慣れていて、Studio One3に移行した際、ピアノロールで入力や修正をする場合にいろいろと戸惑ったのですが、一番戸惑ったのが、ピアノロールにおいて(Studio One3にはピアノロールしかありませんが)のMIDIノートを修正する際、同じノートの選択が簡単にできないことでした。

 SONARの場合、ピアノロールにおいて左端の鍵盤画像を普通にクリックするだけで、そのノートのデータがすべて選択されます。

 Studio One3の場合、1音1音をShiftを押しながら選択していくしかなくて、不便だなあと思っていました。

 年末にStudio One3の解説書を1冊購入し、パラパラ眺めていると、この同じノートをすべて選択する方法が載っていました。これは嬉しい。

 方法は、Wiondowsの場合、CtrlキーとAltキーを押しながら左端の鍵盤をクリックすると、そのノートデータがすべて選択されます。

 ドラムトラックでは、同じノートにスネアドラムがあったりハイハットがあったりして、他の音に変える場合にこの同じノートデータが一括で選択できなくて不便だったのが、このCtrl+Altのやり方で解消です。

宅録に関する雑誌の発行部数を調べてみる

 宅録趣味人が読む雑誌って何が多いんだろうかと気になって、ググってみました。
 雑誌への広告を取り次ぐ会社のホームページに発行部数が載っていて、それを参考にしてみました。いつのデータなのか所属年の確認をするのを忘れてたのと、本当に正しい数字がどうかの裏付け確認はできていませんので、あくまでネットに載ってる参考情報ということでお読みください。

 まず宅録で思いつくのは、サウンド・レコーディングマガジンですが15万部だそうです。それからサウンドデザイナーですがこちらは5万部だそうです。

 ついでに楽器類も調べてみました。ギターマガジン25万部、ベースマガジンとドラムマガジンが12万部、キーボードマガジン15万部だそうです。

 これらの雑誌を書店で毎月を眺めているのですが、サウンドデザイナーは、まだ宅録を始めて日が浅い読者か、宅録は昔からやっているけどそれほどヘビーユーザーでない読者をターゲットにしている感じ。

 サウンド・レコーディングマガジンは宅録やPAなどにかなり精通した読者を想定している感じでしょうか。

 私が読んでいてしっくりくるのはサウンドデザイナーなので、私もまだまだあまちゃんです。(というか、死ぬまであまちゃんです。)

 サウンドデザイナーは1年前ぐらいに1曲バンドスコアが載っていて、さあ、それを読者のみんなも一緒に宅録してみよう!みたいなコーナーがありました。これが私にはストライクないい企画で、課題曲が魅力的だった号は実際に何冊か買いましたが、このコーナーがなくなってからは1冊も買っていません。

 サウンド・レコーディングマガジンは、ほとんど買いません。内容が専門的過ぎるのと、出てくる資機材があまりに高額なので、とてもサラリーマンのおやじが趣味で手にできるものが少ないのです。見開き2ページのDAWソフト毎のTips記事はざっと眺めるのですが、購入するまで気持ちが盛り上がりません。過去にプライベートスタジオの特集や、ミックスコンテストがある号を買ったことはあるのですが、これも毎年ルーチン企画となり、最近は購入しようと思わせる目新しい企画がありません。

 あとDTMマガジンというのもあったのですが、これは休刊になってしまいまし
たね。内容が私には乏しく一度も買ったことがありません。

 楽器関係の雑誌は発行部数を見るとわかりやすいですね。まず世の中にギタリストはウジャウジャいるのが25万部という数字でよくわかります。ベースギターやドラム人口はギターの半分以下ぐらいというのも何となく感覚で納得できます。本当はもっと少ない感じがしないでもないですが。逆にキーボードはもっと少ないと思っていましたが、多くて意外でした。

ベースギターのケアグッズ

 いろいろな楽器に触るのが好きな私ですが、メインは何ですか?と問われたならば、やっぱりベースギターですと答えるような気がします。10年程ドラムを叩き、その後ベースギターを弾くようになって、アコギやエレキギターにも興味が沸いて弾くようになって、とあれこれ手を出しているのですが、例えばバンドに入って演奏するとなると、ベースギターならまあ何とかなるかと思います。

 ギターはとてもバンドの一員として成り立つような演奏力がなく、ドラムは好きなのですが日頃練習できないのでバンドの一員にはとてもなれないかなあと。

 ベースギターは日頃からよく触るし、そこそこにライブ経験もあるので他の楽器よりはまだマシではないかと。そんな自称ベーシストです。

 ふと楽器のケアについて、ちょっと気になっていろいろと調べてみました。今まではベースギターやエレキギターのボディにはKEN SMITHのPRO FORMULA POLISHというのを使っていました。ネックについてはメイプル指板のものは空拭きのみ。ローズウッド指板のものはレモンオイルを時々使っていました。

 ここ数日ネットの評価などをいろいろと見て歩いた結果、ボディについては、SadowskyのEveryday Polishというのがいいように感じています。少しお値段高めですが余分な成分が入っていないようですし、楽器にも優しいのではないかと。ネックについては、FERNANDES 424 Rose Neck Oilというのが良さそうです。

 手持ちのPRO FORMULA POLISHやレモンオイルが無くなったら、これらを購入した
いと考えています。

Studio One3 導入

 パソコンを使った宅録を始めたのは、2003年頃だったと記憶しています。

 YAMAHAXG WORKSというソフトを友人に借りて使いかけたのですが、どうも操作に馴染めず、あれこれ調べてROLANDのHOME STUDIO2002が使いやすそうだと見当をつけて購入して使ってみると、これは操作の理解が容易で、カセットテープMTRでやっていた多重録音の楽しさを再び味わうことができました。

 それから2004年に同じROLANDということで、HOME STUDIO2002からSONARにソフトをグレードアップし、以来、ProToolsに浮気をしたりしながらも2016年秋頃までは、SONARをメインに使ってきました。その後SONARは、ROLANDからTASCAMブランドになっても、Windows専用で安定していて落ちることが少ないソフトだったので安心して使っていたのですが、Windows7の頃から時々落ちて、Windows10ではより落ちる頻度が多くなり、どうしたものかと思っていた矢先、毎月されていたバージョンアップが2016年10月から止まってしまいました。加えてサウンドデザイナーやサウンド・レコーディングマガジンの記事連載が終わったりして、何となくSONARのイメージが悪くなって、いよいよ他のDAWソフトも考えた方がいいような気がしてきました。

 そして毎年恒例の11月末からのブラックフライデーが開始されます。宅録関係もソフトウェアが日頃よりお安く売られる季節になり、デモ版を試したりしながら最終的にStudio One3を導入することにしました。ProToolsもいいとは思うのですが、私のパソコン環境ではすぐにドロップアウトが発生し、プラグインを遠慮なく使えないので、軽くて安定していて操作がしやすいものを検討してStudio Oneに辿り着いた感じです。また、マスタリングに強そうな点も魅力になりました。

 まだ2ヶ月弱しか使っていませんが、Studio One難点としてはMIDI入力がSONARに比べて弱いです。楽譜画面で入力することができなくて、ピアノロール以外の選択肢はありません。

 このため、MIDI入力はSONARを中心で行い、録音中心になったらStudio Oneを使うというような役割分担で当面やっていこうかと考えています。

 また自分なりのスタイルができて来たら記事に残したいと思います。